この一週間,報告書の作成にかかりきりだったけど,その間に同窓会はあるわ,科学博物館分館に行くわ,鳥は飛んで来るわ,電話で長時間しゃべるわ,助成金の申請原稿を書くわ,貝の観察会の準備はするわ,録音をして餃子を食うわ,サンプルの整理や次の調査の準備はあるわで,玉網に分銅を入れてガニマタで横に歩くような日々だった.
報告書を書くには気合が必要なので,朝起きて目が醒めないと言っては飲み,筆が進まないと言っては飲み,飲みすぎたからと言っては眠り,二日酔いだと言っては向い酒をし,やっと仕事が終わったと言っては祝うこの美酒.このていたらく.
「歩いても 歩いても ある日でと 在るで人(アルデヒド)」
「貧しき人の来たりて飲むか 心の菩薩の雫の消ゆる」
などと詠んでいると,父親の肉体的・精神的健康を案じた娘が「ビールと煙草のどっちかやめたら」と言います.「よし今日からビールはやめて,ウィスキーにしよう」と言ったら,ウィスキーはOKだそうです.よかったあ.
「後姿の時雨れてゆくか」
(種田山頭火)
「この葡萄酒とパンは,私の血であり肉である」
(イエス・キリスト)
「御神酒あがらぬ神はない」
(梁塵秘抄)
言葉も季節も素通りするさ.
投稿者: 由
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