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2022年7月14日木曜日

「三太が町にやって来た!!」2011/12/25 

MERRY CHRISTMAS!!


音痴な三太から唄のプレゼントだよ.


http://www.youtube.com/watch?v=7XT6SYcvido

いついつまでも,この緑の国(福の島)が栄えますように.


投稿者: you

「I dreamed her, the name is Maria」2011/12/22 

今朝,マリアの夢を見た.

マリアは浅黒い肌で,黒い肌着だけで暮らしていた.

古い和室のアパートの鍵もついていない8畳の部屋に住んでいた.

ちょっとだけ,その豊かな胸に触ったよ.


クリスマスが来るよ.

たくさんのマリアたちが,たくさんのキリストを産むだろう.


子供たちが,この地球を救うために,息を切らして走って来る.

憎しみや恨みではなく,愛するために,喜びのためにやってくる.

でももう少し,マリアの海の中で,ゆっくりと眠りなさい.


その汐の匂いが,君たちを正しき者にするだろう.

時間はたくさんあるよ.




投稿者: you

「牡蠣を打つ音も静かな仮屋かな」2011/12/22 

仮屋湾と言っても,どこにあるか知っている人は殆どいないだろう.

それは佐賀県東松浦郡玄海町にある小さな美しい湾でありまして,冬の日におばあさんが静かに牡蠣を打っていた.

岸壁や石に着いているカキを,たがねみたいな道具で割って採るのを,私の田舎では「カキを打つ」といいます.その場で,身だけ採って海水で洗って(海水に入れて)持って帰れば,家ですぐに食べられる.冬には,おばさんが売りにきたり,もらったりしたものです.

日本は牡蠣だらけの国で,海が汚れる前は,どこでもそうやって,手軽に食べられた.

海が汚れると,カキは毒化したり,大腸菌やノロウィルスが怖いので,日本の漁業生産地では厳しい検査が行われていて,安全なカキが市場に出回っています.

そうは言っても,東京湾・横浜のカキを美味しく食べたいな~.

あんなに,大きく肥えたカキがたくさんいるのに,もったいない.

アメリカの研究者たちが,三番瀬のカキ礁を訪れて,「なんで! なんで! これ,食べないの?」と驚いてましたが,日本は海産物があまりにも豊かで,そして日本人は衛生管理や健康への繊細な気遣いがあって,食べ物には実に慎重で贅沢な民族なのですよ.


そういう美意識と長い伝統の中で,レバ刺しという食文化もあるわけで,それを「安全」の一言でお上が取り締まろうなんてぇ国は,なんですな,そう長く持たないと思いますな.

自己責任と自由がなくなって,法律・規律・戒律が多い社会というのは,個人の無責任さの鏡でしかない.

鏡の国の住人は,その窮屈さから,いつか鏡を叩き割って戦争と殺戮を起こします.


「言語」と「約束」に縛られた哀れな人たち.

地球も窒息死しそうだ.


どうか,宗教戦争だけはやめて欲しい.もうこりごり.

このおばあさんのように生きればいいではないか.




投稿者: you

「同時開催情報」2011/12/7  

東京・新宿

TOSHI & URGA PRESENTS

『トラ・トラ・トラ 2011 さあ! 今ぞ止まない雨にレクイエムを!!』


出演:遠藤ミチロウ / 石塚俊明 / 石井正夫 / 佐渡山豊 ほか

opening act:辻本裕之 with 小野寺隆平

会場:ウルガ(HP)

住所:東京都新宿区歌舞伎町2-42-16 第2大滝ビルB1

交通:JR新宿駅東口徒歩7分/西武新宿駅北口徒歩1分

時間:18:30開場 19:00開演

料金:予約3000円/当日3500円(各1ドリンク600円別途)

お問い合わせ:03-5287-3390(ウルガ)


*****


12/8(木) 南青山 月見ル君想フ

「わっしょい vol.1」

開演 18:30 開場19:00

出演:ボギー(nontroppo)/泰山に遊ぶ/真黒毛ぼっくす/KYATATS JOE

2,000円/2,500円 (各+1D 500円)


投稿者: you

「時よ おやすみ 幻よ こんにちわ」2011/12/7 

●12月8日(木) 「オン・ザ・道草アゲイン vol.86」


出演:●青木タカオ ●リグレッツ ●山下由+後藤勇


高円寺グッドマン PM8時~(open7時半)

http://www.ne.jp/asahi/chika/on/chilashi2.htm

(高円寺南口を出て右へ。アーケードのあるPAL商店街を左に見て、その先二本目の路地を左に入った右側の白いビルの二階)焼き鳥「大将二号店」の近くです。目の前にコインパーキングあり。南口から一分。

マップ http://www.ne.jp/asahi/chika/on/images/kouenji-goodman-map.jpg


1300円+ドリンク代


久しぶりに歌うぜ!!

2011年11月20日:誕生日に唐津のホテルで.淋しすぎるぜ,ベイベ~!!


投稿者: you

2022年7月13日水曜日

「泣かないでマリア 夜はまた来る」2011/11/23

話は現在に飛ぶわけだけど,私は九州から帰って来た.美しい海と川に行って,豚骨ラーメンを3回食べ,干した「あご」や生のカラスミなどを買って,九州を堪能して帰ってきた.

いろいろメールの返事を出したりしているうちに,疲れて酒を飲んで眠ってしまった.


どこかのライブ・パブのような店で,太郎さん・トシさん・マツさんたちと5・6人で飲んでいる.マツさんが1万円持っているだけで,後は殆ど文無しだが,マスターが知り合いなので,金はないけど朝まで死ぬまで飲もうという,昔はよくあったような夜だ.みんな酔っ払って,でたらめなことを喋っている.


気がつくと桑田圭祐が隣で飲んでいて,「あの“ハイライトは,はいlight”って歌は,俺が作ったんだよ.禁煙のための歌なんだけどね」と言う.聞いたことがなかったけど,「あの歌は最高だ」と私は言う.


長髪のカツラが出てきて,70年代の物真似大会が始まった.私にもカツラが回ってきた.ちょうど隣で飲んでいた友達に「ボールペン,持ってない?」と聞かれたので,「伊藤クン,これでいい?」と女子風に答えた.何がおかしいかと言うと「イトウクン」という架空の名前が70年代風で,友達もゲラゲラ笑っている.


たしかに私は酔っ払って寝ていたわけだけど,夢でまでなんで酒を飲んでいるのだろうか.

なんで眠っているのに冗談を言って,人を笑わせているのだろうか.ちっとも休んでいないわけで,このエネルギーは何のためのもので,どこに行くのだろうか? 

Do you, Mr. Nobody?


外に小便に出ると,桑田さんが中で悪口を言われていないか,聞き耳をたてている.店に戻ると,マスターが“Four Roses”のボトルをサービスで出してくれたが,あと10cmくらいしか残っていない.


泣かないでマリア きっとまた会える




投稿者: hiroyoshi

「貝塚巡り 海蜷 食べたい」 2011/11/19 

貝の整理で,ほとんど眠る時間がないような日が続いていた.図鑑原稿の〆切もあって,あらゆることが,できることの限界に近づいているが,カーブを曲がった以上,車を走らせるしかない.みんな,そうやって,仕事をして生きているのだろう.


沖縄市から名護に向かう途中で,貝塚の巡検をした.現生の貝と貝殻にしか興味がなくて,「古臭ぇ化石とか貝塚とか,超ウザイって感じなんですけど~」とギャルになりながらも,科学への巡礼の旅は続く.


「へんな貝塚」を訪れた.

貝塚の周囲に散らばっている貝殻をNさんが拾って見せてくれた.ウミニナ/オニノツノガイ科(ウミニナ・イボウミニナ/コゲツノブエ・カヤノミカニモリ類)の殻頂がことごとく割られていて,現代と同じ食べ方を約3000年前の縄文人がしていたことに,とても驚いた.同じ人間だったのだなあとしみじみ思って,化石や貝塚についての「かったり~」という正直な印象を反省して,人間と生物の戦いの歴史への興味を新たにしたのだった.

目からクロコダイルの鱗!

へんな貝塚の変な貝の食べかす.オハグロガイも殻頂を割って食べてるじゃないですか.

記憶もおぼろげな縄文の食卓.

現代の食べ方はこれ!基本,縄文時代と同じじゃん! ただ唐辛子と醤油で煮てあったりして,3000年間で飛躍的に味付けが進化している(佐賀県鹿島市).人類もただぼんやりと貝の頭を割り続けてきたわけではなくて,ウミニナ類の殻をワンタッチで割るために5円玉を発明し,5円玉の必要性を完璧なものにするために貨幣制度を導入し,貨幣制度を正当化するために資本主義まで考え出した.ウミニナをおいしく手軽に食べるために,資本主義は生み出されたわけである.


すなわち,資本主義を生み出したのはウミニナであるので,原始共産主義者である縄文人たちが「打倒! 未来の貨幣制度と不毛な地球社会」をスローガンに,ウミニナ類を根絶しようと殻を割り食べまくったのは想像にかたくない.しかし,ウミニナ類の絶滅速度は遅く,日本ではウミニナの殻頂を折るために5円玉の祖先である和同開珎(わどうかいちん/わどうかいほう)が708年(和銅元年)に鋳造・発行されたが,とき既に遅く,御存知のように資本主義は泥沼化していったのである.


投稿者: hiroyoshi

「肉食べたい 時々晴れ」 2011/11/10 


もうあまりにも昔のことで,記憶が定かではないが,決死の調査は続いた.私は高熱と戦いながら,名護のホテルの部屋でカキを茹でたりしていて,名護と言えば鈴木さんが住んでいたのを思い出して,電話をしたら再会できて,徒歩20分もある不便なサンエーに案内してもらって,エタノールやタッパなどの調査必需品を買いあさった.朝から発泡性エタノールしか口にしてなくて,無性に肉が食いたくて,鈴木さんとチキンデリみたいなお洒落な店に入ったら,すごく美味しくてガツガツ食べた.


ホテルまでタクシーで戻ると,友人たちが調査から戻ってきて,食事に行こうと言い,「肉だ,肉だ,焼肉だ~」というわけで,xxミート直営の「肉の駅」まで行ったが,「肉の日」感謝デーですごく混んでいてあきらめた.それで,名護市・沖縄本島・東アジア最高の声も高い大衆定食屋に行って,本物のビールを飲んだり,場違いな鰻きゅうを注文したりする.友人たちは,握り寿司定食・1000円を注文していて,寿司もすごいが,小皿もたくさんついていて,元アメリカ人の私も「さすがにそれは食べきれないよ,ベイビー」と唸った.焼き魚とか全ての定食が凄い.


東シナ海に夕日が沈み夜も更けて,昔,鈴木さんやジュゴン研究者のエレンさんたちと旅行したことを思い出した.


As I went wakin’ that ribbon of highway


沖縄の海を眺めてドライブしながら,ウディ・ガスリーの “This land is your land”(我が祖国)を歌いたくなったのだが,英語で恥ずかしくて飲み込んでしまった.エレンさんに再会したら,今度こそ一緒に歌いたい.ジュゴンが暮らす海の国も,鳥たちが行く空も,みんな私たちの懐かしい故郷なのだと.


This land was made for you and me!!

飲み過ぎ,食べ過ぎ,高熱と戦いながら,サンプル整理は続く.


投稿者: hiroyoshi

「酔っ払い のち熱中症 のち風邪 時々食べ過ぎ」2011/11/5


久しぶりに沖縄本島に1週間も滞在ということになって,テンション高い.

久しぶりに泡瀬干潟に行って,マガキを岩から剥がしたり,オキシジミを掘ったりして,子供に戻ったかのようだ.

それで,2日目には調査メンバーがほぼ揃って,沖縄の友達も来て,懇親会ということになった.もちろん,最初は予定通りに懇親していたわけなんだけど,そのうち私には向いてないので飲まないと何度も宣言していたシマ(泡盛)をがぶがぶ飲み始めて,「だいたい,干潟はよ~」と大声で叫んだりしている.

次の日には,前日アルコール性身体衰弱になっていたが,干潟の調査で,調査用具とバケツとシャベルを引き摺って,お茶と煙草だけで,むっちゃ干潟を歩いたねん.それで,貝を採るからバケツは重くなるでしょ,生かして帰ろうと思って海水も汲んで持ち歩くでしょ,めっちゃ重いちゅうねん.それで,干潮が昼過ぎだから,朝飯抜きなのに昼御飯も後回しでしょ.それで,陸に辿り着いて,防波堤で悠然と煙草を吸って,しばらくしたら熱中症になっていた.今年,3回目で実にやばい.

ホテルに着いて,クーラーの効いた部屋に倒れこんでいたんだけど,汗をかいていて,熱もあるので,冷水のシャワーを浴びたら,もの凄く体が冷えて,「寒いー,死ぬー」とか大騒ぎして,本当に人騒がせというか,大丈夫なのかこの人は.それでもまあ,ゾンビのようになりながら,みんなと夕食に行ってビールを飲んで「この店は高い」とか文句を言って,「ここはほどほどにして,隣で沖縄そばを食べよう」とか言ってるわけ.ホテルに帰ってベッドに横になっても眠れず,サンプル整理を始めたら徹夜.

それでもちろんその日も干潟の調査で,ワシャーワシャーとセミが鳴く中で,気がついたら羽地内海の岩礫地を巨大なシャベルで掘っていてリュウキュウマスオを乱獲している.「山下さん,そのような重労働は学生にやらせましょうよ」と言われて,「そうだった,今日こそ死なない程度に仕事をしようと思っていたのに」とやや冷静になって学生さんに金印の荘厳なシャベルを渡すと,よたよたと高潮帯に引き寄せられていって,今度は「カドカドはいねがー」と叫んで血管が切れそうな大きな石を起こす.それから泥干潟に移動して,大好物の軟泥の澪筋をシャベルで掘りまくったり,河口の先まで行って「スイショウガイいないかな」とかザブザブ歩いてるうちに,明らかに寒くて風邪をひきかけてるんだけど貝屋の煩悩が勝っていて,アラムシロとカニノテムシロがたかっているベニツケガニを写真に撮ったり,オオズングリアゲマキの合弁を拾ってニヤニヤしたり,ミナミマガキを石ごとバケツに放り込んでいるうちに,体力がお金のように失われていって,マブイ(魂)がどっかこうもうニライカナイとか歌舞伎町とか遠いところへ行こうとしてるわけですね.その夜は,懐かしい友人の家で食事会の予定だったんだけど,さすがにホテルで休んだ.後で聞いたら,ギーラー(シャコガイ)の肝の丼を食べたらしい.やっぱり,救急車を呼んで背負われてでも行くべきだった.(つづく)

沖縄市では,ローソンの「いろいろむすび弁当」(株・日本クッカリー,沖縄工場製)を食べて,好調な出だしだったが,,,


投稿者: hiroyoshi

「貝散歩中止です」2011/10/21  

10月22日,明日,予定していた,江ノ島貝散歩は雨のため中止です.


楽しみにしていた方,すみません.


また企画しますー.


投稿者: hiroyoshi

「貝散歩イベント情報」2011/10/12 

10月22日(土)

「湘南江ノ島 貝散歩」

案内人:山下博由


午前10時 小田急江ノ島線 鵠沼海岸駅集合

片瀬西浜散策(貝拾い)~江ノ島水族館近くで貝の名前調べ~江ノ島土産物屋探索(貝細工の勉強)~江ノ島神社参拝~昼食~江ノ島稚児ヶ淵(生物観察,釣り)~カタツムリ調査 午後3時解散


主催:貝類多様性研究所,Enoshima Field Museum


参加費:500円(御土産付き),幼児無料


要予約:wildseaアットalmond.ocn.ne.jp(山下)


If you want to sutudy more about the Earth, you must pick up the beauty of silence in shells!!

「先ず貝より初めよ」


投稿者: hiroyoshi

「ロウキーは行く」 2011/9/21 

2011年15号(ロウキー),アメリカの年老いたホーボーのような名前の台風が日本を通過中.

今,藤沢,すごい暴風雨.


血湧き肉踊る,野分きで,体中の細胞が叫ぶ.

狼がくつろぐ日.


降る雨の量がすごい.

地球社会は絶望的だけど,こんなに豊富に水があるなら,未来に何の心配もいらないんじゃないかと思ってしまう.


八大竜王は歌う.

乞食のロウキーは,都会と田舎で歌う.

そして,通り過ぎてしまう.


言葉も愛も干からびてしまったが,水だけはたくさんあるよ.

僕の星へおいで.




投稿者: 由

「ライブのお知らせ」2011/9/7 

■9月10日(土)西荻窪 のみ亭

多田葉子 cl,sax  ゲスト/山下由 g,vo

19:30~ \2000+drink


※当日の営業はドリンクのみです。食べ物の持込,差し入れ激烈歓迎。


最寄り駅:JR西荻窪駅 南口アーケードのある商店街抜けて直進 (徒歩3分)

〒167-0054杉並区松庵3丁目37-20 光陽荘 1F

電話/03-3332-6708



投稿者: 由

「ライブのお知らせ」2011/8/29 

8月30日(火)


「オン・ザ・道草アゲイン vol.84」


高円寺グッドマンにて 

PM8時~(open7時半) 

出演 ●青木タカオ ●山下由 ●大野慎矢


(高円寺南口を出て右へ。アーケードのあるPAL商店街を左に見て、その先二本目の路地を左に入った右側の白いビルの二階。焼き鳥「大将二号店」の近くです。目の前にコインパーキングあり。南口から一分。)


1300円+ドリンク代



投稿者: 由

「ウドンとラーメンの間」2011/8/28

さて,そんなわけで,夏期も終わりなので,牡蠣の話はやめて,秋つぽい話をしよう.

あきっぽいと言えば,これはもう勉強の話になるわけで,勉強してると気が散ってしょうがないわけですが,これは年をとると何故かしつこく勉強するようになるので,心配いりません.

それで,おいしいものつながりで牡蠣の話から饂飩(うどん)の話に移るわけですが,こないだ「生物と非生物の間」という有名な本を立ち読みして勉強したら,「自己複製能力があるのが生物」というようなことが書いてありました.うろ覚えなので信用しないで欲しいですが,多分そんなことが書いてあった.

それで,ウドンは生物か非生物かを考えたんですが,ウドンは生物だという結論になった.このカタカナのウドンというのは,あのにょろっと長いウドンの麺のことです.丼に盛られた料理は饂飩として区別してください.

何故,ウドンが生物かというと,ウドンはちぎれても「ウドン」とみんなが認識しますよね.つまり,なんらかの事故で個体が破壊されても,そこにはウドンが存在する,分裂して増えているわけですから,これは明らかに自己複製能力があるわけです.

それに対して,餃子はどうかというと,餃子を半分にしたものは「食べかけの餃子」として認識されるので,餃子としての存在が失われます.だから,餃子は生物ではなく,非生物になります.

生物の和名は,カタカナで表記されますから,ウドンがウドンと一般的に書かれているのはウドンが生物だからであり,餃子が漢字で表記されているのは餃子が非生物であることをよく示しています.

ラーメンはどうかというと,ラーメンは生物ではない.何故なら,まず第一にラーメンは丼に入った料理であって,しかもラーメンと焼きそばと冷やし中華の麺では区別がつかないので,ちぎれた麺があってもラーメンという名前では存在できないからです.だから,ラーメンは非生物なので漢字で表記すべきなのですが,カタカナで表記されることが多いのは「ラーメンは生き物である」というような狂信者が多いからだと考えられます.

餃子やラーメンというものは,むしろ小宇宙に近いもので,やはり非生物ではないかと思うわけですが,「宇宙は自己複製能力があるじゃないか」と満腹楼(藤沢の中華屋)の主人と話し込んでしまいました.

そんなわけで,秋は食欲と哲学の季節です.季節はずれの春巻などを食べながら,変な妄想にふけってみましょう.



投稿者: 由

「牡蠣でだららん」2011/8/18 

広島の土産物売り場はというと,カキ関連商品が多すぎるというか,私のようにまじめに研究しようとする人間や,カキにあたったことがある人は,うんざりしたり激怒するくらいカキ商品があるわけです.今,私のパソコンで「かきしょうひん」と入力すると,カキ礁品と変換されることが分かってうんざりしているわけですが,ことほど左様にカキへの愛は隠せないわけです.

カキ最中とかカキ醤油とかカキカレーとかいうのはもちろん普通なわけで,まさかそれはないだろうというようなカキ商品も思い出せないけどたくさんあります.広島では,カキコーラやカキ製スキー板が売っていても,誰も驚きません.さすがにそれはないだろうと思っていても,今たまたまないだけで,いつ開発されるか分かったものじゃないわけです.広島では,朝から晩まで,カキの新商品のことをみんなが考え続けていて,カキで一攫千金というオイスター・ドリームの街であるわけですね.カキにまつわるどれだけの特許,登録商標,没になったアイデア,消え去った商品があるのかと考えると,夏でも寒いからカキ鍋でも食べようよという気になるじゃないですか!

このカキ商品をコンプリートにコレクトしようというような野望に,いつも一瞬だけ駆られるわけですが,商品の多さに圧倒されて,無力感に支配されてあきらめるわけですね.これは,広島市がカキの博物館を作って,ぜひやって欲しいと思います.

そんなわけで,カキグッズならなんでも集めるというわけではなくて,玄人の目で見た渋い本物を厳選して集める生活をしておりますが,今回のお勧めはこれです.

広島限定 リラックマ ~牡蠣でだららん~

あたると痛い,分類が難しい,踏むと痛い牡蠣で「だららん」というのは,リラックマもいいかげんにしろよという感じもなきにしもあらずですが,素晴らしいです.「ビーナスの誕生」のパクリじゃないかという意見もありますが,どうなんでしょうか.

貝屋的には,このアングル.「ぐへへへ,この成長肋がたまんねえな,おい」って感じですが,冷静に見ると裏も表も同じで,マガキの特徴である縦肋が表現されていないので,やはり子供だましというか,これではスミノエガキです.でもこれは,MADE IN CHINAなので,本当にスミノエガキをモデルに作られたかもしれないですね.それにしても,こういう布団や寝袋があったら,本当に欲しい.


投稿者: 由

2022年7月12日火曜日

「広島の星 干し牡蠣」2011/8/18 

それでまあ,相変わらず牡蠣のことばかり考えている夏が続いていて,スミノエガキの記載者はFujita, 1913が正しいとかですね.それで,広島駅の新幹線乗り場で買ったつまみなんですけど,「海の干しがき」という名前の干したカキです.カキの燻製は珍しくないけど,干したのは珍しい.300円なんだけど,買うのをかなり迷う.なんとなく色は悪いし,やっぱり燻製みたいに不味いんじゃないかと思うし,やはり二枚貝というのは重金属とかダイオキシンをいっぱい溜めこんでる場合があるのでたくさん食べるのはちょっととか軟弱なことを思うわけですよ.それでもまあ,殆ど義務感で,しょうがねえなーという感じで意を決して買った.

それで,その夜,「原発に反対し上関町の安全と発展を考える会」の事務局に泊まったわけですが,森田さんと氏本さんという紳士たちも泊まっていて,缶ビールでもちょいと飲むことになったわけです.森田さんというのは「世界一穢い髭を持つ男」として有名でしたが,最近はずっと髭を伸ばしていない.それはもう本当に汚いではなく「穢い」という感じがふさわしい,誰も見たことがないような穢い髭を生やしていて,世界遺産にして剃るのを禁止して欲しいくらい貴重な髭だった.氏本さんというのは「豚の」と言えば,今では誰もが「おお」という祝島の氏本農園の氏本さん.初対面だけど,いろいろ話を聞かせてもらった.

それで,私はそう云えばと,一人であまりたくさん食べたくない「干しがき」をあけて,テーブルの上のさきいか君とかの仲間として忍ばせたわけです.それがですねえ,この「干しがき」がたいそう美味しかったわけです.私はもう大変に感激して,もっと買えばよかった,帰りにはたくさん買って御土産にしようと思ったくらいですが,帰りは広島駅で途中下車がなくて買えなかった.

カキの燻製があまり好きでない私にとって,「干し牡蠣」というのは一つの光明であり,正に牡っ蠣的商品ではないかと思うわけです.「海の干しがき」というネーミングも,あまりみんながさほど好んで食べようとしない「干し柿」にその今一な存在感と頑丈な歯ごたえと色合いの悪さが共通していて,実に奥深いネーミングだと思う.

牡蠣というのは,その漢字が示すように,ちょっと考えすぎるというのがいいところで,思索の深みにはまるのに「干し牡蠣」の歯ごたえは格別のものだと言えます.




投稿者: 由

「牡蠣を食べる」2011/7/27

それでまあ,干潟文化の研究と言えば,干潟生物を食べることが中心ですから,「ここまで来て,焼き牡蠣を食べずに帰れるか!」という話になるわけです.佐賀~長崎の有明海沿岸は,冬には牡蠣小屋が軒を連ねる有名な牡蠣ロードであるわけですが,この時は5月だったわけです.この時期に,牡蠣小屋で焼き牡蠣を食べようと言うのはいかにも非常識ですが,非常識を追求することで生き残ってきた有名な研究者たちですから,「あきらめる」という単語が辞書にないわけですね.

それで,「飛行機の時間が!」とか言いながら,休業中の牡蠣小屋を幾多も通り過ぎ,営業してる店をついに見つけるわけです.

このボール一杯で1000円だから,安い.都会だと2個で500円とかなんで,安い.

この牡蠣は,諫早付近での養殖らしいのだけど,どう見ても宮城や長崎方面からのものに見えなくて,丸い.有明海の地物の養殖じゃないのか.種苗の産地や養殖方法に謎が深まって,マガキとシカメの区別もさらに分からなくなって,殻をたくさん持って帰った.


投稿者: 由

「牡蠣を剥く」2011/7/27 

それで,今年はまた,干潟の文化とかを研究しようということで,5月には佐賀方面に行った.

カメムシがいて,呼び出しお断り感のするインターホンがある有明水産振興センター水産展示室を訪問.私も3回は行きましたというくらいの干潟見聞の名所で,展示が素晴らしいです.

牡蠣は身を剥いて出荷したり加工することもあって,こういう「牡蠣剥き」の貴重な写真があった.シカメとスミノエガキで,形が異なっているのが,興味深い.

鹿島浜町の漁師さんところによって,カキ礁の話を聞いて,今も使っている「牡蠣剥き」を見せてもらった.鹿島浜川沖はシカメガキの名産地だが,牡蠣剥きも「有明式シカメ仕様」だった.ちょっと小型のシカメを剥くには,大きい道具で,先端もそれほど細いように見えないので,実際に使ってるところを見ないと不思議な感じ.

これは市販されてなくて,鍛冶屋さんに作ってもらう.


投稿者: 由

「牡蠣見」2011/7/27 



そんなわけで,今頃,花見の話題でなんですが,今年はかろうじて横浜で桜を見た.

「すげえ! 素晴らしい!」

と私が絶賛しているのは,もちろん桜ではなくて,その下の方にビッシリと生息している牡蠣.

薄汚れた運河に生息するたくましい牡蠣.大東亜が世界に誇るマガキ,Pacific oysterは,水質汚染にもけっこう強いし,美味しいし,本当に偉い.

都会の真ん中で,満開の桜と牡蠣を鑑賞できるというのも日本だからこそであって,「どうだ,まいったか」というような感慨を,皆さんにも御理解いただければ幸いです.


投稿者: 由

 今日11/20は山下由の誕生日。いい歌をたくさんありがとう♪ 1曲、YouTubeにアップしました。高円寺グッドマンライブより。 この日の共演は青木タカオと橘高祐二。 サポートは、杉山武(G) 後藤勇(コントラバス) ♪山下由「Talking Tiger Mountain」(字...