9日から韓国に行く予定だったが,直前に韓国の友人からとんでもないメールが来て,頭に来て行くのをやめた.
メールの内容はともかく,出発直前にこんなことになるというのは,行くなというシグナルだと思うので,行くのをやめた.
それ自体はどうしょうもない.
韓国西海岸のセマングム地域の干拓堤防が完成して,海と干潟の生物が死につつある.21世紀に入ってからの,最大の海洋生態系破壊だ.本当に反吐が出る.
私はそこに行って瀕死の海を見,生物多様性の記録を採るために多くの生物のサンプリングをする予定だった.その地獄のようなサンプリングから救われたということだ.
人間の圧倒的な愚かさの前に,生物学は役に立つのかという虚無に襲われるだろうか?
いや,大丈夫,生物学は人間のための学問ではないからな.
しかし私には,生物学で人間と戦うよりも,別のことで戦うべき時が来たようだ.
ああ,それにしても,この写真を見てくれ.
この干潟と暮らしが破壊されたのだ!!
水間八重撮影
投稿者: 由

前ブログでのコメント
返信削除投稿者:山下由2006/6/12 7:27
そうなんです.
以下のようなことを言って,どんどん孤立しています(笑).
「生物多様性」の真意が理解されない社会では,何人も私の友人ではありません.人間関係や社会的なバランスよりも,自然や生物・生命そのものの方が,私には大切です.
投稿者:ちく2006/6/11 1:45
きょう、ひっさしぶりに都合がついてセミの会にいってきました。そこでもやっぱりなニュースをいっぱいききました。かなしみにそこなし。ぼくは人であるまえに生き物でいたい。生き物でいられるならヒトデナシでじゅうぶんだ。