9月12日,西表島.
家の門前の木に飾られているラクダガイ.本来はスイジガイなのだが,クモガイ,ラクダガイ,ホラガイなどをぶら下げているのも見られる.
スイジガイをこのように飾る習慣は,例えば「スイジガイ(水字貝)は,6本の突起のでかたが水という字によくにているので,この名がついた.字にあやかって,火難よけのお守りとして家の門口に置く地方もある」(波部・小菅,1967)という解説が有名である.
石垣金星さんによれば,西表では,スイジガイなどを門口に下げるのは,火難よけということではなくて,「魔除け」全般であると云う.
それで,スイジガイ,ラクダガイ,クモガイなどが,何故「魔除け」に使われるかというと,形が女陰に似ていて,それにびっくりして? 吸い込まれないように?,魔物が逃げ出すからだと云うことだそうだ.
あえてノーコメントだけど,やっぱりこの世で,最強なのは女性という解釈もできます.
投稿者: 由
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