北海道の厚岸には,かつて60余のカキ島(カキ礁)があったが,乱獲や環境の変化によって衰退し,現在は天然のカキ礁はなく,島々はアサリの漁場に姿を変えているようだ.
2005年に訪れた厚岸の漁港では,カキの水揚げの活気にとても感動した.
現在は,宮城種による垂下式養殖が主流であるが,「シングルシード」という方式による純厚岸産のカキ養殖の取り組みも行われている.
http://www.iword.co.jp/iword/kiji.html
また,天然カキ礁の復活への取り組みもある(「厚岸におけるカキ養殖の歴史と将来展望-天然カキ礁の復活に挑む」,武山悟:厚岸町カキ種苗センター,2005年度日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会公開シンポジウム).
日本において,天然カキ礁の復活への取り組みが成されていることは,非常に高く評価される.もちろん,これは国内唯一の例である.東京湾三番瀬では,カキ礁が邪魔者のように評価されていることもあるが,このような取り組みが国内であることも理解した上で議論をしていただきたい.
2005年9月25日,厚岸湖.素晴らしいマガキと,カキを食害し漁師が「悪い貝」と呼ぶエゾヨウラク?.
投稿者: 由

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