さて,xx学会で,今回は共生二枚貝の発表をするため,いろいろと準備をした.その中で,ヘノジガイという共生二枚貝の解剖図が出て来て,このマイナーな貝が100年前に解剖されていたことに驚愕した.足部索引筋が閉殻筋を横切っているという顕著な特徴がある(Pelseneer, 1911).
それでここ一週間ほど,ヘノジガイでH氏と盛り上がっていたのだが,H氏と浜名湖に立ち寄ったら,漁屑の山からこの貝の生貝がざくざく出て来て,もう貝屋的運命の偶然に笑うしかないという感じ.
ヘノジガイはヤドカリの入った巻貝の軸芯に共生している.浜名湖のこの漁屑では,ヤドカリの入ったミクリガイ類の殻には,ほぼ100%共生していた.
スバルの青がまぶしい.
投稿者: 由
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