緊急シンポ:沖縄・泡瀬干潟とサンゴの海を守ろう--千代田/東京
国などによる埋め立て事業が始まり、生態系の破壊が危ぶまれる沖縄県沖縄市の泡瀬(あわせ)干潟とサンゴの海を守ろうと、市民による緊急シンポジウムが17日夜、千代田区内で開かれ、約150人が参加した。
計画では泡瀬沖の約187ヘクタールを埋め立てて造成。リゾート開発などを進める構想だが現在、見直しの状態になっている。また、事業をめぐる訴訟では「経済合理性を欠く」などの理由で昨年11月、那覇地裁が公金支出の差し止めを命じ、県と市が控訴。内閣府沖縄総合事務局が今年1月、埋め立て海域に土砂を投入する工事を開始した。
シンポには市民団体「泡瀬干潟を守る連絡会」事務局長の前川盛治さん(66)をはじめ野党の国会議員らが参加。前川さんは「国は埋め立ての合理性を示すべきだが、その根拠はない」と話し、応援に駆けつけた諫早湾干拓事業訴訟弁護団の堀良一弁護士は「用途が決まっていない段階での土砂投入は不法投棄に等しい」と批判した。
主催団体の一つ、「泡瀬干潟大好きクラブ」代表の水野隆夫さん(64)は「サンゴが生息する海は生物多様性の宝庫。まずは多くの人々に知ってもらいたい」と訴えた。【明珍美紀】
〔毎日新聞:都内版〕
*泡瀬での土砂投入は,産業廃棄物の不法投棄です!!
投稿者: 泡瀬家にらいかない
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