4月14日,藤沢の遊行寺で毎年やってる「どんとこい祭り」にPascalsが今年も出演するので,ジモチーとして出かけていった.
Pascalsの「野原」の曲で,大漁旗をもって乱入して踊る.なにしろ,遊行寺は一遍上人の寺で,踊り念仏の発祥地である.全国の盆踊りのルーツである念仏踊りの発祥の地に立って,姫島出身の私が踊らないわけにはいかないではないか.黙って座っていようものなら,仏罰が下るに違いない.
だから,遊行寺に行ったら,笹を,Rain Stickを,大漁旗を振り回し,古の人々の魂の大いなる解放であったNenbutsu Danceに波長を合わせ,つとめて美しく非常識を執り行い,祖霊たちを喜ばせたいと心から思って踊る.
この日のPascalsの演奏は,とても素晴らしかった.
遊行寺の境内は緑と花が綺麗で,みんなの顔も美しく生き生きして見える.一遍上人の自由への思いに守られた理想郷のようだ.
エレキのような琵琶を奏でる弁財天(サラスバティ).
住民から「騒音」への苦情が来て,今年から晴天でもコンサートは寺の堂内で開かれることに.全く「住民」という生物は,度し難い.ものごとの本質を理解できない連中は,やすやすと苦情という「暴力」を行使して,世界を不自由へと押し込める.しかし,ほの暗い本堂での演奏は,また格段に素晴らしかったけどな.
投稿者: 由

0 件のコメント:
コメントを投稿