さすがにこれを食べてないのは恥ずかしい,という貝があって,やっと食べた.
マングローブにいるヒルギシジミ.
それで,おいしくもまずくもなかったので,御安心下さい.しかし,全く泥臭くないのは以外だった.
もっとも,とてもおしかったりしたら,今頃はこの貝はいなくなっていたかもしれない.恐らく昔はもっとおしかったのだろうけど,おいしいと食べつくされてしまうので,あまりおいしくない方向に進化したのかもしれない.
茹でると極端に身が小さくなるあたりも,この貝のサービス精神の無さを示しているようだ.あまり人間に喜ばれたくないという基本的姿勢が,いかにもマングローブの隠者にふさわしい.
ミクロネシアの青年が,「これは刺身で,ライムを搾って食うと,うまいんだよ.テキーラと一緒にやると最高だ」と言っていて,それはもう聞いてるだけで,いかにもおいしそうだった.
しかし,汽水のものだから,寄生虫がちょっと怖いので,試さなかった.
投稿者: you
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