ロシア女性バンドに禁錮2年=「反プーチン」で異例の実刑
時事通信 8月17日(金)21時32分配信
【モスクワ時事】プーチン大統領が当選した3月のロシア大統領選前に教会で反政権ソングを演奏し、逮捕・起訴された女性パンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー3人に対し、モスクワの裁判所は17日、禁錮2年(求刑禁錮3年)の実刑判決を言い渡した。過去の屋外パフォーマンスは微罪で罰金刑だったが、異例の実刑となった。
3人は「マリア様、プーチンを追い出して」と歌い、モスクワの救世主キリスト教会を冒涜(ぼうとく)したとしてフーリガン(暴徒)罪に問われた。裁判官は「宗教的な憎悪と敵意に基づく行為」と非難。昨年12月の下院選不正疑惑を機に始まった一連の反政権運動に対する最も重い刑事罰となる。
プーチン氏に近いロシア正教会のキリル総主教を激怒させたことが、裁判に影響しているとされる。メンバー側は「道徳的な過ちがあった」と反省の弁を述べつつも、「市民の政治活動を制限する抑圧キャンペーンだ」と政権側を批判し、無罪を訴えた。
3人の裁判をめぐっては、脱税事件で投獄された元石油大手ユコス社長ホドルコフスキー氏以来の「政治弾圧」とも指摘され、国際人権団体が釈放を要求。米歌手マドンナさんや元ビートルズのポール・マッカートニーさんも支援を表明した。
投稿者: y
前ブログでのコメント
返信削除投稿者:y2012/8/26 10:06
うれしいよね!
投稿者:しんすけ2012/8/22 19:01
一方ではこんなニュースも!
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/398189.html