ギャンブルというと麻雀くらいしかしない.それも今ではごくたまに.競馬は年に1回くらい.パチンコは嫌い.
麻雀は役の多様性,ホンロウホンイツトイトイドラドラとかが,貝の多様性とかに通じるとこがあって好きだ.人間相手なのが楽しい.
偶然性を支配しようとか,超能力を使う,とかいう欲求がギャンブルには隠されていて,それが人を惹きつける.
しかし,「偶然」を必然に変えられるのは,強い意志と努力,自己への厳しさにしかない.ギャンブルの中では,麻雀は牌の多さと複雑なルールによって論理性が強く,偶然と意志(必然)の関係を考える上で,素晴らしい遊戯であると言える.このような麻雀の性格の上で,そのあるべき姿を発見したのは桜井章一である.
どんな手段を使っても勝つとか,卑怯さが肯定されるギャンブルの世界に「道」を作った人だ.桜井章一以降の若手の麻雀打ちは明らかに,麻雀に対する姿勢が違う.彼は博打であり遊戯であり世界の片隅にある遊具に,存在する明確な意味を与えた.
麻雀の世界でプロと呼ばれる人たちは,それぞれが多くの時間を使い努力を積み重ねている.ここでも,私はプロにはなれそうもない.
投稿者: 由
前ブログでのコメント
返信削除投稿者:youyou2018/2/13 21:44
でも,章一さんの店にはアウトがある。どうか,ごめんなすって。