3月10・11日,京都と岡山で「長島の自然を守る会」のシンポジウム「瀬戸内の原風景 長島の自然」に参加.加藤真さん,私,野間直彦さん,長谷川直彦さん,粕谷俊雄さんが講演.
加藤真さんの瀬戸内海の自然についての講演に,いつもながら感動した.
粕谷さんは「瀬戸内海のスナメリの生息状況と保全」という講演で,とても熱く地球の海と人類の未来について語られた.海生哺乳類の研究を続けて来られた粕谷さんの現在の思いは,地球の未来への警告に満ちた「神の声」のようだった.
「人類がこの先,どうすればいいのか,私には分かりません.ただ,今の生き方を変えなければ,我々に未来はないでしょう」.
こうした,現代文明への警告が生物学者の口から熱く語られることに,痛烈に感動した.
イルカ・クジラ類を通してみる地球というのは,本当に終末的な様相を呈している.ヨウスコウカワイルカ(パイジー)が絶滅した可能性が高いという最近のニュースは,中国を頂点とする水系環境の悲惨な現状と文明のゆがみを大きく象徴するものだろう.
「種」という家族が,一人また一人といなくなる.パイジーの笑顔が見れなくなるということは,どういうことなのか? 私たちは「言葉で表現できない言語」とその歓喜を確実に失いつつある.
粕谷さんのプレゼンのまとめ,3月10日バージョン.
投稿者: 由

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