1月14日,藤沢のOLD YESNO JACK SECOUNDで,石垣金星/山下由のライブ.
第一部は金星さんが,新年を祝う島歌を歌ってくれた.こういう「時を開く」歌がちゃんとあるのが,素晴らしいなあと思う.
第二部は,山下由+杉山武 (g)+後藤勇 (cb)で,久しぶりにやった.
第三部は,金星さんの友達も飛び入りして,店中の人たちが踊って,やっぱり大騒ぎ.
それから,テーブルで金星さんを囲んで,唄と話を聞かせてもらったり.
それで,井戸端サヌアブダーマ・ユングトゥを歌ってもらった.この唄は,2月初旬の田植えの時に歌うもので,三線を使わずに歌われるものでした.昔聞いた,ネイティブ・アメリカンのトウモロコシの実りを祈る唄によく似ていた.
種を撒いた時の「タナドゥリ」の唄だけで10曲あるそうで,部落の人が集まって田んぼで丸座になって歌う.稲刈りの時までは,稲を驚かせないように大きな物音をたてないように静かに暮らす.唄を歌う時も,三線も手拍子も入れない.
このように,西表では自然と生活と唄が,今もちゃんと結びついて生きている.
第三部での「オールド・ピラニアン・マウンテン・ボーイズ」のステージ(後藤さん撮影).
Jackとユキコさん,ありがとうございました.
投稿者: 由

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