ポーポー ペポーポー
朝になると 恋人たちが
金色の足で渚を踏む
まだ出会ったことのない世界と
これから生まれてくる子供たちに
挨拶をする
おはよう
ポーポー ペポーポー
お昼になると 恋人は
クバの葉で蒸した御飯を作る
僕にも君にも まだ名前はなく
無名である安らぎを祝う
いただきます
こんにちは
ポーポー ペポーポー
太陽が沈むと
恋人は私のことを考える
私は恋人のことを考える
ときめきをどこに隠そうか
未来よ 夜の虹よ
おやすみなさい
ポーポー ペポーポー
ポーポー ペポーポー
ポーポー ペポーポー
ポーポー ペポーポーポーポー ペポーポー
2009年3月28日,西表島浦内
投稿者: 山下由
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