2022年6月4日土曜日

「FUNNY OLD OYSTER REEF」2007/4/11 

船橋の三番瀬海浜公園のカキ礁を初めて実見した.実に素晴らしい! 二つの大きな礁があって,礁の上や周りには多くの生き物がいて,生態系を生き生きとしたものにしている.カキ礁が「温帯のサンゴ礁」と呼ばれることを,深く実感した.

向井宏博士(北海道大学名誉教授)は日米カキ礁シンポジウムでの講演で,カキ礁が存在することで,干潟の中に岩礁の生態系が構築されて,生物多様性が高くなることを指摘されたが,特に三番瀬海浜公園のような,砂泥底が圧倒的に優占する環境では,このカキ礁の存在価値は,とても高いように思えた.

大きい方のカキ礁の中央部を,マークさんとアランさんが掘り返してみた.カキ礁は70cmも積み重なっていて,10~15世代を経過しているだろうと考えられた.カキ殻の堆積の下,70cmの地下から砂泥の底質とアサリの古い殻が出て来た時には,とても感動した.

「こいつは1950年代のものかもしれないな」と一番底にあったカキ殻を手にするマークさん.島倉千代子が「東京だヨ おっ母さん」を歌っていた頃だな.

大都市の中にある「温帯のサンゴ礁」,三番瀬海浜公園の素晴らしいカキ礁.サンゴ礁の生態系における価値は社会的・科学的に充分に認知されているのに,カキ礁については日本ではそのような意識が極めて低い.このカキ礁の存在は,千葉県・船橋市が世界に誇れる素晴らしいものである.シンポジウムに来日したアメリカの3人の研究者は皆,東京湾という大都市の中の湾に,このようにカキ礁が存在することに,とても驚嘆していた


投稿者: 由

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