まるで俺たちはオルガンのように水を飲んだ
つまんないことなんぞ 何もないかのように
数式を書き上げる途中で煙草を一服する
そうだ 友達や恋人を失うために生きてるわけじゃない
まして自分を失うなんてね
少女は落書きを残してロケットに乗る
月の砂漠に銀紙の花吹雪を降らせ
もう一度 男達が墓の前で泣くための地雷を埋める
そうだ 君を失うために生きてるわけじゃない
まして自分を失うために
今夜は街の人々が死に絶え
デスマスクで未来の鏡を飾る
教師はあきらめ 駅員と運転手が怒り狂う
てなふうに 絶望を集める趣味のために生きて来たわけじゃない
蘇るために笑えよ
「人生なんて洒落だ」ということを
理解したくない人々は頑張り続ける
彼らは地球の胃袋に穴を開けて自分も落ちていく
十字架のカタログのページには
死という金色の美しい雨が降る
だけど絶対的にそうやって俺は
家族を友達を恋人を君を失いたくないんだ
まして自分を失うなんてね
絶対的に! アインシュタイン的にね!
投稿者: 由
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