それから,坂ノ下海岸から材木座まで,砂浜を急ぐ急ぐ.
貝を拾いながら,急ぐ急ぐ.拾え拾えと,貝が騒ぐ.紫竹貝も波間柏も歌う歌う.
材木座海岸でも,汐まつりが同じ時刻に始まっていて,こちらは汐神楽があるので,やっぱり見逃せない.
小さな竹の弓を,天地に放つ.この弓,いいなあ,作ってみたい.
天狗と天狗もどき(黒)が登場して,神楽の始まり.
テングモドキは,ユーモラスな道化役.
海の安全と豊漁を祈願して,天狗が神の棲む空へ,文字を手紙を書く.
こういう「美しく単純な秘儀」が受け継がれてきたのが,何よりもうれしい.
*汐まつり・汐神楽で検索すると,たくさんの美しい写真が見れます.
でもやっぱり,祭りはそこに行って,呼吸したい.
「息吹に棲む汐の息吹に神ながら棲む息吹の真」(由朔)
投稿者: 由
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