普通の服をほとんど持っていなくて,上着類はだいたいステージ衣装系の服ばかりで,インディアン風とかパンク風とか皮ジャンであるとか,Tシャツがまたキリスト系とかアニマル系とか「神風」とか「レーニン」とか「干潟」とかプリントしてるのばかりで,ズボンはもう破れたのしかないわけで,急に社会人の集いなどがあると着ていくものがない.
スーツは一応持ってるけど,なんか地味な普段着みたいなのがほとんどない.常に社会と戦争状態にあるような服しかないわけで,ある日,ノーマルな人に会うことになると,とても困る.
先日は息子の運動会に着ていく善良な父親用の衣装がなくて,W. F. PonderがくれたWorld Congress of Malacology 2004のシャツを着ていった.これは見た目はごく大人しいのでよかったが,見る人が見れば「キチガイです」というマークを付けて歩いてるようなものだ.
もう10年以上,さすがに着てないのは,豹毛皮風のブレザーで,それも似合わなくなったから着ていないだけで,「いける」と思えば毎日着て歩くのだが.
あきて着なくなった服は,田舎に送り返すのだけど,田舎でとうてい着れないような派手な服は手元においておくので,タンスの中はどんどんギラギラした服で占められていく.
しかしまあ,これからは和服だな.現代社会や人間関係に興味がないことを常にアピールしておかないと,世の中,ろくなことがない.
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