祝島のこころみ ~原発反対から、海とともに生きる自立した島へ~
瀬戸内海の中でも豊かな自然が残る麗しの周防灘をのぞみ、古くから漁業を生業として暮らしてきた祝島(いわいしま)の人々は、命を育む豊かな海の恩恵を未来の子どもたちにも残していこうと、長年にわたって開発に反対し、島の暮らしを守ってきました。
中国電力が祝島から3.5キロの対岸、田ノ浦に上関(かみのせき)原子力発電所を建設する計画を発表したのは、1982年のことです。祝島の人々は以来28年に渡ってこの計画に反対してきました。いま、原発建設に先立って、田ノ浦の埋め立て計画が進行しています。
計画への反対が若い世代の共感を呼んでいる中で、祝島には、海を守るだけでなく、エネルギーの自給自足を目指している人たちがいます。
「祝島島民の会」から、映画『ミツバチの羽音と地球の回転』出演者である山戸孝さんを招いてお話会を開きます。日本生態学会上関要望書アフターケア委員で、貝類多様性研究所所長の山下博由さんにもご参加いただき、「奇跡の海」とよばれる上関・田ノ浦の生態系のすばらしさを解説していただきます。
みなさんのご参加をお待ちしています。
日時:2010年11月27日(土) 午後2時~5時(1時半開場)
場所:カタログハウス本社セミナーホール http://www.cataloghouse.co.jp/study/
東京都渋谷区代々木2-12-2 カタログハウス本社ビルB2F/JR新宿駅南口から徒歩8分
お話:山戸孝さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会)
山下博由さん(日本生態学会上関要望書アフターケア委員、貝類多様性研究所所長)
*祝島と田ノ浦の写真展示あり
資料代:500円 定員:100人 / 要予約(氏名、連絡先をお知らせください)
TEL:03-3357-3800、FAX:03-3357-3801、
主催:上関原発どうするの? ~瀬戸内の自然を守るために~http://kaminoseki.blogspot.com/
認定NPO法人原子力資料情報室(03-3357-3800 担当:永井・伴) http://cnic.jp
祝島の海の祭(2008年8月16日,高島さん撮影)
投稿者: 由
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