2022年7月9日土曜日

「世界最低の談合」2010/8/4 

下の新聞記事のようなことになっていて、世界最低です。

沖縄市の泡瀬の土地利用計画見直し案というのは、7月30日に出たばかりで、市民も県民も充分に検討できていない。あいかわらず杜撰な計画であることは、これから明らかになっていくと思うが、泡瀬のような干潟・海域を埋め立ててスポーツ交流拠点を作るというのは、まあ実に頭がおかしいとしか言えない。干潟で貝を掘るとかね、そういうのが「体を動かす」ということであって、スポーツなんかやめてしまえと言いたい。うちの田舎の島も、海を埋め立てた後は、みんなテニスとかのグランドになってる。それで基幹産業の漁業が駄目になってるんだから、馬鹿という他はない。みんな、テニスのラケット買えってか? あんたら、イギリス人か?

「先週金曜に沖縄市案が出たばかりで、このスピード決定には怒りを禁じ得ません。東門市長は与党協議もせず、東京へ直訴へ行き、アポなし面会と言われているが、面会した15分間で詳細な書面が発表されている辺り、水面下で十分根回しがされていた事が伺えます。民主主義に反するこの行動と工事再開に大々的に声を上げましょう!!」とKEN子さんの言う通りで、久々に大人は汚ねえの大ヒットです。

そもそもこれは、以下の選挙協定を踏み躙るものであって、全く許しがたい。「4月25日投開票の沖縄市長選挙で社民、共産、社大の市政与党と民主の4党は20日、市内で会議を開き、現職の東門美津子氏(67)の擁立で事実上、合意した。会議では泡瀬沖合埋め立て事業について、市が策定する土地利用計画に経済的合理性が認められない場合は同事業を推進しないことで合意。文案調整し、4党は来週にも東門氏と政策協定書に調印する。この日は、泡瀬沖合埋め立て事業への対応について協議。司法判断を尊重し、市の土地利用計画に経済的合理性が認められない場合は、事業の中止や計画見直しを求めていくことで一致した。」

東門市長の選挙応援にあたって、「本当に信用できるのか」という不安はすごく大きかったわけだけど、やってくれました「美津子の意地のウルトラC」!!

そして、前原とか民主党は、結局、環境のことなんか何にも分かっちゃいねえということが、社会的にはよく分かりましたね。

でこの、朝日のバカ新聞がまた「見直し案では、埋め立て規模は187ヘクタールからほぼ半減し、失われる干潟の割合は全体の18%から2%未満に抑えられることになる」とか、学校で勉強したような理屈を言ってます。泡瀬海域の生態系に関する大いなる無知と無理解ですが、善良な国民は「いいことだあ」と思うんでしょうね。大本営発表ってやつですか。


*****

泡瀬干潟埋め立て、来年度にも再開 前原担当相方針

2010年8月3日23時9分


沖縄市が開発計画をまとめた泡瀬干潟の埋め立て現場。外周護岸は完成している=今年4月、沖縄県沖縄市・北中城村境、朝日新聞社機から、葛谷晋吾撮影

 沖縄本島中部の泡瀬干潟の埋め立て事業をめぐり、前原誠司沖縄担当相は3日、昨年11月から中断している1期工事(約96ヘクタール)を再開する方針を決めた。東京都内で沖縄県沖縄市の東門美津子市長と会談し、同市がまとめた埋め立て計画の見直し案について、経済的合理性があると判断した。来年度にも埋め立てが再開される見通しだ。

 事業は国、県、市がかかわり、干潟を埋め立てた土地に商業施設などを開発する。反対派住民が起こした訴訟で福岡高裁那覇支部が昨年10月、土地利用計画に「経済的合理性がない」として一部予算の支出差し止めを命じ、判決が確定していた。

 この日、東門市長は前原氏に対し、2期工事を中止して埋め立て規模を縮小し、スポーツ交流拠点などを整備する見直し案を説明。前原氏は、海外客の誘致や民間企業の参入を促すことなどを求めた上で「(市が国の)指摘に留意して責任を持って取り組むなら、埋め立て事業を進める」と応じた。

 見直し案では、埋め立て規模は187ヘクタールからほぼ半減し、失われる干潟の割合は全体の18%から2%未満に抑えられることになる。事業再開には、国と県が公有水面の埋め立て許可を変更する必要があるが、国は今年度は埋め立て事業費を計上しておらず、再開は2011年度以降になる。


泡瀬干潟にある海の神様

ばらばらになっていたものを桑江君たちが復元した


投稿者: 由

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