昔は,瀬戸内海の海岸に打ち上がったものを,よく拾った.この貝を,30年ぶりくらいに天草の海岸で見つけた.生きているのは,初めて見た.潮間帯の転石の裏のマンジュウボヤに付着していた.
「ハナヅト」の語彙を調べたんだけど分からない.分かる人は教えて下さい.漠然と牛の鼻ぐりのようなものを想像していたんだけど,,.
こういう貝の生態写真のデータベースがあるといいなあ.
北緯32度32分36秒,東経130度25分13秒(GIS)
投稿者: 由
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返信削除投稿者:山下由2006/12/1 12:38
まついさん,御教示ありがとうございます.
ハナヅトガイの形からすると,これは花の苞でとても納得です.「苞(ほう)とは、植物用語の一つで、花や花序の下部にあって、つぼみを包んでいた葉のことをいう(Wikipedia)」.花の雅語という解釈もありそうですが,,.
とにかく,私は「鼻づと」と思っていて,ハナヅトガイの真ん中が割れて「わっか」状になったものがよくあるので,牛の鼻ぐりを想像していました.いやはは.
投稿者:まつい2006/11/27 17:08
余談ですが、「つと」には土産物という意味もあるそうです。江戸時代には貝の絵も土産物になったのですね。
http://www.ndl.go.jp/exhibit/50/html/catalog/c056.html
投稿者:まつい2006/11/27 17:04
「花づと」の「つと=苞」とは「包む」と同語源だそうです。しかし「藁づと」といえば「藁でできた包むためのもの」(たとえば納豆や団子を)ですが、「花づと」の場合は逆に「花を包む」という意味合いのようです。植物学的には「花を包むもの」は「苞」といいます。他に花の雅語としてや花の集合=花束?としても使われているようです。