待ちに待ちたる時は来ぬ
両手(もろて)に正義と友愛を
固く握りて いざ立たん
西浦男児の意気を見よ
クラブを出てゆく強者(つわもの)は
荒波育ちの健男児
熱血たぎるその身には
常に勝利を胸に抱く
西方遥か二十余里
寄せる荒波 岸をかむ
怒涛と戦い鍛えたる
西浦男児の意気を見よ
清正公の御社(おやしろ)に
遠く内海 望みては
名もなき野草にたわむれて
親しみまつれよ この庭に
木蓮堂に鳴く鳥は
今年生まれた若鳥か
生い立つその身と魂は
唄に歌った武田武士
*大分県姫島村の第一区の応援歌.昔,村民運動会の時に歌われた.クラブとは,区の公民館のこと.運動会の日,青年たちはクラブに集合して,この唄を歌いながら,決戦の運動場へ行進した.
投稿者: 由
前ブログでのコメント
返信削除投稿者:後藤勇2006/9/28 20:43
「第一支部応援歌」の旋律は「聞け万国の労働者」とも似ています。
同じルーツを持っているのかも知れませんねぇ。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/culture/kayou/20060825/20060825_001.shtml
投稿者:山下由2006/9/27 1:09
「呑みし恨みを などて忘れん」は,どういう意味なのだろう?
第一区応援歌のメロディは,軍歌調の伝統的俗謡で,昭和初期のものだろう.このメロディは日本中で唄われていたようで,沖縄の俗謡に全く同じものがあった.
投稿者:安渓 遊地2006/9/24 1:18
母のおしえたまいし歌より。運動会の歌というのだが、
あないたましや こぞのおもいで
のみしうらみを などてわすれん
がしんしょうたん はやいっせいそう
とつだんねんも たたんとするや
小学校1ねんだか2年だかの母は、
穴板 ましや コゾノを もいで
などという意味不明の
歌としてうたっていたらしい。
最後の文句もなんだろうねえ、これは。
今にして思えば
あな痛ましや 去年の思い出
呑みし恨みを などて忘れん
臥薪嘗胆 早や一星霜
疾く何年も 経たんとするや
かなあ。
http://ankei.jp