「貝屋の熊野詣」と呼ばれる,和歌山県のディープサウス・南部(みなべ)漁港のコンクリートを遂に踏む.
私も友人も30年以上,貝の研究をして来たのに,やっと今頃,南部デビュー.
「40過ぎて,やっとここに来てるようじゃ,貝類学会で出世しないわけですよ」と溜息がもれる.
しかし,夢のような貝がゴロゴロ転がっていて,笑いが止まらない感じ.
貝屋の最大の欠点は,社会的名声や出世を本心からは願っておらず,貝さえあればそれでいいという自己完結性にある.
貝があれば,金もいらないという人まで,たくさんいるが,そんなことで貨幣経済を支えられるのだろうか.
南部漁港には,貝屋を見張る獰猛な番猫が群をなしている.一見さんに
投稿者: 由
前ブログでのコメント
返信削除投稿者:山下由2007/11/21 13:57
コメント,ありがとうございます.ミズゴマツボさんは沖縄に引っ越したんですね.オキナワミズゴマツボを,よろしく御願いします.
投稿者:ミズゴマツボ2007/11/17 22:54
はじめまして。
いつも楽しく拝見させていただいております。
>貝屋の最大の欠点は,社会的名声や出世を本心からは願っておらず,
>貝さえあればそれでいいという自己完結性にある.
いやぁ上手い表現ですね。
つい、唸ってしまいました^^
http://blogs.yahoo.co.jp/mizugomatsubo