暴力団対策法とは「暴力的要求行為の要求等の禁止:暴力団員を利用して私的紛争の解決を図る行為を反社会的行為であるとして禁止したものです」というものである.
自衛隊(軍隊)は明らかに強大な暴力を所有している.であれば,国家対市民という私的紛争の解決に,自衛隊の暴力性を利用するならば,これは反社会的行為であることは間違いない.国家対市民という構図が「私的紛争」として理解されないのであれば,日本には民主主義はないということになる.
暴力団対策法では,「組の看板や代紋等を掲示すること」も「付近住民又は通行人に不安を覚えさせるような」行為として禁止されている.辺野古では,防衛庁という看板・代紋を掲示したばかりではなく,戦艦まで出動していたのだ!
つまり,組のバッジをひけらかして市民を脅しただけではなくて,ピストルをちらつかせて恐喝したということだ.
しかし自衛隊は指定暴力団ではないので,暴力団対策法によっては取り締まれない.
いつまで,人間は暴力を共有し,それを人間に許すのか! これはしかも,結果的な自民党員・国民の総意である.そのことを,自民党に無反省に投票する人々はよく考えて欲しい.
自衛隊は素晴らしい.それは平和憲法に基いた国民を守る「力持ち」の集まりではないか.自衛隊員は国内の災害地で,外国で多くの人々を助けてきた.そのような国民の努力や真心に背いているのは誰か,命をかけた血の滲むような労働を,頭の中で金に換算しているのは誰なのか.
自衛隊に入ろう! 入ろう! 入ろう!
>沖縄タイムス(5月22日,夕刊)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200705221700_03.html
首相「威圧でない」/海自動員
【東京】安倍晋三首相は二十二日午前の参院外交防衛委員会で、米軍普天間飛行場代替施設周辺海域での現況調査(事前調査)で海上自衛隊を動員したことについて「いわば国の資源を有効活用した」と述べ、問題はないとの認識を強調した。また、自衛隊動員に仲井真弘多知事らが不快感を示していることについては「全く威圧ということは考えていない。掃海母艦も安全の作業を進めるためのバックアップとしてその場にいた。県側にも意図や必要性について誠意を持って説明していきたい」と釈明した。緒方靖夫氏(共産)への答弁。
投稿者: 由
前ブログでのコメント
返信削除投稿者:山下由2007/6/24 3:29
いや,ほんとに.原発の報道なども,とてもひどいですよね.
投稿者:Ladybird2007/6/6 11:28
辺野古がマスコミであまりに報道されなかったこと
に,大変な危機感をもちました.日本のマスコミは
腐っていると思います.
http://blog.livedoor.jp/uradowan/