久しぶりに,西表島祖納の節祭(しち)に行ってきた.
外国の生徒10人くらい連れて行ったんだけど,熱心に見てたのは半分くらいだった.「環境との共生・環境教育の授業の一部ですよー」と,ちゃんと説明した方がよかったかもしれない.
それにしても,歌と踊りが,あまりにも良くて,どうしてかなあと思うほど,素晴らしく良かった.
そしてまたいいのが来賓の挨拶.それぞれが,堅苦しくてけっこう長い.「諸先輩方」とかいうこの堅苦しさがまた大切で,来賓挨拶はこうでなくちゃいけない.西表では,一人前になると,みんなこういう挨拶ができるのが素晴らしい.そしてちょっと長い.南の方は挨拶が長いんじゃないかという話になって,ニューギニアでは村長の挨拶が3時間に及ぶ部落があって,そこでは「早く飲ませろ」と暴動も起こるそうだ.それでもやっぱり,毎年長い.考えてみれば,多くの人を自分の話で拘束するというのは,権力の証の一つで,そうであれば長ければ長いほど偉いに決まっている!
節祭の御馳走.内臓がふんだんに入った牛汁が,すごく美味しい.
投稿者: 由
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