下の記事にあるように,原子力発電は被爆せざるをえない多くの労働者を必要とする.その仕事には,ホームレスや犯罪歴のある人たち,仕事の選択の余地のない低所得者や多重債務者が借り集められる.これが「原発を動かしているのは,テクノロジーではなく差別だ」と謂われる由縁だ.労働者を集める口入れ屋は暴力団に関係するところが多い.そのような社会の闇なしには成り立っていないのが,日本の原子力発電である.野球賭博など比べものにならないドス黒いもので原発は動いている.
プルート(冥界の神)が動かす原子炉.地獄の釜の前で働かされる人たち.
これが「クリーン・エネルギー」の正体だ.
世界は電気と科学によって進歩し続ける.エアコン,インターネット,自動車と飛行機,快適な暮らし.こうしたものは日々,社会と科学,そして民主主義も進化させている.疑いなく我々は,原発の恩恵を受けて暮らし,明るい未来へと歩いている.
ただし,原発労働者という奴隷から,健康・生命・未来を搾取することによって.
その人たちは,あなたの父親であったかもしれないし,子供や孫であるかもしれない,そしてあなたと全く同じ人間であり生物であるのに.
こうした差別は,アメリカを始めとする様々な国の産軍複合体による「作られた戦争」,あらゆる資源の獲得競争における「自然と人間」の破壊に見られるように,古代から現代まで,全く変わっていない奴隷制度維持の構造である.
こうしたものを作り出し維持しているのは,産業・経済・政治と考えるよりも,人間性と考えた方がいいのかもしれない.人間の心の問題であると.
それなら,特別な政治運動をしなくても,今日から自分で良くできる.
自分しか見えない,人に優しくできないということが,全ての問題の根源であるのだから.
人に優しくできるならば,自分の身になって考えられるならば,どうして「地獄の釜」の前に人を立たすことができるだろうか.
さあ,自分の治療を始めよう.
*私は人に優しくない.それで,毎日,地獄の犬に追いかけられている.
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