煙突のてっぺんで
卵を手の中で転がし
星に話しかけている
ブルースに腰かけて
魂が死んでも
きっとどうにかなるだろう
河原に行って歩いてるうちに
きっと歌を思い出すよ
彼女は空を歩いて
月の光に話かける
地球が裸だった昔から
そうやってきた
木の舟で闇夜の
川を下っていく
俺の新しい死体と
しゃべるために
心が死んでも
きっとどうにかなるだろう
からだを撫でてくれれば
きっと歌を思い出すよ
歌を思い出せなくなったら
あの北風の海辺に行く
乾いて壊れてしまった
言葉の岬に
歌しかない
歌が君を起こし
君は君の歌の中で
永遠に生きるだろう
投稿者: YOU
前ブログでのコメント
返信削除投稿者:江口優美2013/2/23 21:33
詩人さんの言葉は今の私には眩しすぎます。海を見なくちゃ・・・あした行こう 国東の海は深緑だったような。 でもここ、工場の煙突なんだ