糸満市白銀堂
糸満の市街地にあって、沖縄の御嶽・中国風のお堂・神社の鳥居が小さな土地の中で一つになっている。
以下のHPが分かりやすい。
http://www.uchinajoho.com/okinawa/kankochi/hontounanbu/itomanshinai/hakugindoh/hakugindoh.htm
沖縄の歴史、チャンプルーなるものが、とてもコンパクトに表現されている聖地。
尖閣を「日本だ、中国だ」と騒いでいる馬鹿者どもは、ここに行ってみるといい。
今あらためて、琉球・オキナワが世界に伝えようとしているものは、無国境・非所有であるように思えてならない。この日も白銀堂では、老婦人と息子が、お堂に花を捧げ祈り、御嶽にお参りしていた。良きものが理解され、伝統として生き残っていくという、あたりまえの姿。形而上の神も、「民族」も国境も無い世界。祈りという、最小限の宗教、普遍的言語。
白銀堂の由来・伝説は、
http://okinawan.jp/minwa/minwa005.htm
に詳しいんだけど、「糸満の漁師達は小さなサバニで、遥かインド洋まで行ったともいわれ、また、エジプトへ遠征中のナポレオンが、地中海でサバニに乗って漁をしている者を発見したので、調べて見ると東洋人だと分かったと言うが、それも糸満の漁師で、ナポレオン一行がイーストマンと言ったところ、それが訛り、イーストマン、イトマンになったという言い伝えもあります」という、糸満=East Man説はすごいんでないかい!
白銀堂の由来を伝える諺
『意地ぬ出じらぁ、手引け。手ぬ出じらぁ、意地引け。』
(短気をおこしたら、手を出さないようにし、手が出ようとしたら、心をしずめよ)
*尖閣を利用して「男をあげよう」としてる奴等は、よ~く考えろよ。
投稿者: 由
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