11月24日,内閣府沖縄総合事務局へ,某学会某委員会による泡瀬干潟保全のための意見書提出・申し入れに行く.某委員会委員長である某教授と,泡瀬問題の委員である私.この申し入れの日程は,11月1日の段階でお互いに調整して決まっていたのに,某課の係長一人が出て来て「上の者は用事が入っていませんので,私がお聞きして伝えておきます」と言う.全く非常識,極まりない.泡瀬干潟保全に関する外部からの意見を聞こうという姿勢がないというよりも,これは社会的な常識の話だ.某教授は毎週金曜日しか時間が取れない忙しい中で調整して,日帰りで来ている.話し合い(意志疎通)をしたいと伝えてあるのに,「用事が入っていませんので,伝えておきます」というのは話し合いの約束を一方的に破ったということではないか.泡瀬干潟の生態系保全について,研究者や市民の声を聞くのは,総合事務局の業務の一部であるはずである.環境保全に充分な配慮を行うことが,事業の前提であるのだから.
最近の沖縄総合事務局の「態度の悪さ」は目に余るものがある.最近は,意見・申し入れは書面でのみ受け付けて,口頭では聞かないと言っている.文書を郵送で送るか,手渡して口頭での申し入れを加えるかは(またそれを受けるかは),政治的重要性に付加されるスタイルであって,一律に無条件に口頭申し入れや話し合いを拒否することができるものだろうか.政治的非常識もはなはだしい.
我々は,我々の思想の中で,泡瀬や沖縄市・沖縄県をよりよくしたいと思っている.思想や方向性は違っても,沖縄総合事務局も沖縄をよりよくしたいと思ってるはずではないのか?! これがいつも,行政への申し入れをする時に思うことである.
総合事務局は,泡瀬・沖縄について「よりよくしたい」「環境保全についての意見を聞きたい」などとはハナから思ってないから,このような対応になるのだろう.
良識がない,ということは,恥知らずとも言うのだよ.
K上さんやT田さんがいた頃は,もうちょっとましだったよなあ.
投稿者: 由
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