2022年6月11日土曜日

「泥さえあれば」2007/11/11 

和歌浦は素晴らしかった.

干潟があるだけで,海に砂や泥がたまった陸地があるだけで,「はぁ~,幸せ」と思うのも現代ではマイナーな感性なんだろうけど,遥か昔の日本人も干潟や貝が好きだったんですよ.


若の浦に潮満ち来れば潟を無み葦辺をさして鶴鳴き渡る(山部赤人,万葉集)

通釈:「日が暮れて,和歌浦に潮が満ちて来た.干潟も姿を消していき,もういい貝は採集できそうもない.残念だけど,鶴(たづ)のように泣きながら,まだ潮の満ちてない葦原に行ってカワザンショウでも探しましょうか」


投稿者: 由

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