6月15・16日,沖縄県沖縄市泡瀬干潟を調査.2日かけて,干潟北部全体を歩き回った.泡瀬干潟はとても広くて,2日間で北部を見回るのがやっとで,中部の岩礁域や,南部を見ることはできなかった.干潟の状態を見るために,歩いて写真を撮るだけでも,北部だけで2日間かかる.1ヶ所で,じっくり貝を探す時間もあまりとれない.
泡瀬干潟では,昨年から,砂の堆積によって海草藻場が大きく失われつつある.今回の調査では,それがさらに著しく進行していることが分かった.
干潟北部全体を歩き回っても,健全な海草藻場は殆ど残っていない.
この砂の堆積と海草場の消失は,ここ数年で大きく進行した沖合いでの埋立工事の影響である可能性も極めて高いと考えられる.
(写真1)6月15日,泡瀬干潟北部.砂が堆積し枯死した海草場.砂は大きく動いており,堆積と侵食を繰り返し,海草が生育する安定した環境が失われていると考えられる.
投稿者: 由
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