それでまあ,干潟文化の研究と言えば,干潟生物を食べることが中心ですから,「ここまで来て,焼き牡蠣を食べずに帰れるか!」という話になるわけです.佐賀~長崎の有明海沿岸は,冬には牡蠣小屋が軒を連ねる有名な牡蠣ロードであるわけですが,この時は5月だったわけです.この時期に,牡蠣小屋で焼き牡蠣を食べようと言うのはいかにも非常識ですが,非常識を追求することで生き残ってきた有名な研究者たちですから,「あきらめる」という単語が辞書にないわけですね.
それで,「飛行機の時間が!」とか言いながら,休業中の牡蠣小屋を幾多も通り過ぎ,営業してる店をついに見つけるわけです.
このボール一杯で1000円だから,安い.都会だと2個で500円とかなんで,安い.
この牡蠣は,諫早付近での養殖らしいのだけど,どう見ても宮城や長崎方面からのものに見えなくて,丸い.有明海の地物の養殖じゃないのか.種苗の産地や養殖方法に謎が深まって,マガキとシカメの区別もさらに分からなくなって,殻をたくさん持って帰った.
投稿者: 由
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