広島の土産物売り場はというと,カキ関連商品が多すぎるというか,私のようにまじめに研究しようとする人間や,カキにあたったことがある人は,うんざりしたり激怒するくらいカキ商品があるわけです.今,私のパソコンで「かきしょうひん」と入力すると,カキ礁品と変換されることが分かってうんざりしているわけですが,ことほど左様にカキへの愛は隠せないわけです.
カキ最中とかカキ醤油とかカキカレーとかいうのはもちろん普通なわけで,まさかそれはないだろうというようなカキ商品も思い出せないけどたくさんあります.広島では,カキコーラやカキ製スキー板が売っていても,誰も驚きません.さすがにそれはないだろうと思っていても,今たまたまないだけで,いつ開発されるか分かったものじゃないわけです.広島では,朝から晩まで,カキの新商品のことをみんなが考え続けていて,カキで一攫千金というオイスター・ドリームの街であるわけですね.カキにまつわるどれだけの特許,登録商標,没になったアイデア,消え去った商品があるのかと考えると,夏でも寒いからカキ鍋でも食べようよという気になるじゃないですか!
このカキ商品をコンプリートにコレクトしようというような野望に,いつも一瞬だけ駆られるわけですが,商品の多さに圧倒されて,無力感に支配されてあきらめるわけですね.これは,広島市がカキの博物館を作って,ぜひやって欲しいと思います.
そんなわけで,カキグッズならなんでも集めるというわけではなくて,玄人の目で見た渋い本物を厳選して集める生活をしておりますが,今回のお勧めはこれです.
広島限定 リラックマ ~牡蠣でだららん~
あたると痛い,分類が難しい,踏むと痛い牡蠣で「だららん」というのは,リラックマもいいかげんにしろよという感じもなきにしもあらずですが,素晴らしいです.「ビーナスの誕生」のパクリじゃないかという意見もありますが,どうなんでしょうか.
貝屋的には,このアングル.「ぐへへへ,この成長肋がたまんねえな,おい」って感じですが,冷静に見ると裏も表も同じで,マガキの特徴である縦肋が表現されていないので,やはり子供だましというか,これではスミノエガキです.でもこれは,MADE IN CHINAなので,本当にスミノエガキをモデルに作られたかもしれないですね.それにしても,こういう布団や寝袋があったら,本当に欲しい.
投稿者: 由
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